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専門医の見解

私は心の病気の専門家でもないし、正しい処置をしていないのかもしれないが、自分の体験からすれば、奇遇なことに、私の性分であった結局は「自分で解決するしか」ないようにもいつのまにか思えている。
そう思うようになったキッカケは実は専門家の先生の助言ではなく、その助言をいただくための長い待ち時間に読んでいた本というところも皮肉なのだが、そこにそれらしきことが書かれていて・・・
先生の助言を待ちきれない私はちょっと実行に移してみたのだ。

その第一歩は「本当の自分を知る」ことから始めてみた・・・
別に誰にも言う必要もないので、自分自身を正直に見直す作業をしてみたのだ。
作業といっても特別なことをするわけじゃない。
日常行動での自分の正直な心境をもう一度確認してみるのだ。
こんなこと案外人間はしない。
だから知っているようで知らないというか、私の場合は正直な自分と見せている自分に「恐ろしいほどの開き」を発見することが多いこと多いこと・・・
で、あまりの自分の醜さに先生に相談すれば、「あんまり自分を掘り下げるのは良くないと思うよ・・・もう少し気楽な方向に物事は考えないと・・・」
とおっしゃられた。
たしかに醜い自分を認めるのには苦しんだ。
もうちょっとはマシな人間だと思っていただけに余計に自信も喪失した。
が、いつしか先生に注意されても、なんだか真実を知る作業のような気がして・・・いや、自分の根っこを正確に知らなければ、育ちかたを治すこともできんだろうと、事有るごとに自分の心理を確認することがクセにもなった。
そして、それだけで気が済まず、過去の自分の心理を分析したりするようになった。

先生はやはり「反対」した。
が、「思い込もうとしている自分」と「正直な自分」のあまりの違いが次々に確認できると、自分のことながらもっと知りたいという欲求も出てくる。
そして、過去の自分の分析をしたりして、「そりゃその後こうなるわけだ」と過去の事実が今になってようやく納得したりするようになったのだ。

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